死を覚悟する、などと言われると
友人、家族としては悲しい気持ちになる。
という、意見をいただきました。
なかなか、想像するのは
難しいかもしれないけど、
是非やってほしいのが、
ご自分がもうすぐ死ぬ、
という局面になった時
を想像する、ということ。
この世から、離れなければならない。
息子には、あの家に住んで欲しい。
娘には、あの言葉を贈っておきたい。
妻には、感謝の言葉を。
両親には、先に逝く詫びを
そして、育ててくれた礼を。
友人とは、楽しかった思い出を語りたい。
行きつけの店があれば、
顔を出して話をしたい。
たいした遺産など、なくても、
できれば自分の愛する人に
使って欲しいものがある。
例えば、息子に
「オレが死んだら
あの家には、オマエに住んで欲しい。」
と伝えようとするとします。
ところが、息子は
「オヤジが死ぬ話など聞きたくない。」
と言ったとします。
伝わりません。
娘に
「早くイイ男を見つけろ。
もし、いるならオレが死ぬ前に顔、
見せに連れて来い。」
と伝えるとします。
でも、娘は
「パパ、死ぬなんて言わないで」
と、話を聞いてくれません。
やはり、伝わらない。
妻にも、友人にも、両親にも・・・。
死に瀕した人の言葉は
聞いてあげてください。
誰だって、死にたくはありません。
でも、誰にでも死は訪れます。
そして、死にそうな時にも
自分がこの世から居なくなることが
分かっていても
今後のことは気になります。
人は死にそうになると
ピュアになります。
これまで、口にできなかったことも
素直に口にできるようになります。
これまで、妻や両親や子供に
「ありがとう」
と言えなかった人が、一大決心をして
言おうとしているのかもしれません。
聞かずに、励ますのは
本当の励ましではありません。
聞いてあげてください。
そして、
パパの、貴方の、お前の
「気持ちは分かった。」
「でも、治るように努力してみようよ。」
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